そもそも、ユーモアはセンスではない

弟子弟子

喋っていて、ユーモアのある人に憧れます


師匠師匠

俺のような…か?


弟子弟子

はい


師匠師匠

自分で言うなよ!的なね…ノリツッコミ!的なね…あえて説明するぜ?野暮だけど…的なね…


弟子弟子


師匠師匠

ユーモアのある人はそれぞれ特徴があって、一見個性的なようにみえるな


弟子弟子

そうですね、だけどどうすればユーモアが身につくのかわからないんですよ


師匠師匠

しかしよく考えると、ユーモアを構成する要素は3つしかない…!


弟子弟子

マジですか!?


師匠師匠

そう、
・現状把握能力
・アウトプット能力
・思考法
の3つが、普通の人と違うんだよ


弟子弟子

おおー


師匠師匠

さらに細かく分けると24個になる


弟子弟子

その24個を踏まえれば、だれでもギャグマシーンになれると?


師匠師匠

いや、ギャグマシーンにはなれない、ユーモアのある人にはなれるけど、ギャグはユーモアの表現のひとつだから結果としてギャグができるようになるのかもしれんが…


謎の人物A謎の人物A

発するマッスルハッスル♪ 俺を呼んだかい?


師匠師匠

いや、お前は呼んでいない


弟子弟子

今までユーモアというのは個性であり、センスだと思っていました


師匠師匠

結果的にセンスや個性というのが表に出るだけで、実はその裏側にある思考法さえ知れば、だれでもユーモアのある人になれるんだよ




場の状況を把握する


弟子弟子

ああ、飲み会でも会社でもそうですが、自分が何をすればいいのかわからない…


師匠師匠

空回りしちゃう感じか?


弟子弟子

そうですね、すべるか無言か…みたいな


師匠師匠

それはキツイな


弟子弟子

でも、どうすればいいのかわからないので、本当に会話するのがキツイんですよね


師匠師匠

ユーモアというのは、生モノだ。だから、絶対にこのセリフを言えばユーモア!というのはない。


弟子弟子

なるほど


師匠師匠

だからまず、場の状況を把握する必要があるのだ


弟子弟子

(あるのだ…?)


師匠師匠

それでいいのだ


弟子弟子

はい





空気を読むことから始めてみる


師匠師匠

まずは、空気を読め


弟子弟子

空気…ですか?


師匠師匠

うむ。まあ詳しくは前説明したけど、


空気を読むのが苦手な人が一瞬で読めるようになる方法
弟子弟子

ああ、この記事にかいてありますね


師匠師匠

簡単に言うと、その場のテンションに合わせて、みんなの気持ちを代弁することだな


弟子弟子

飲み会で初対面だったら、「なんだか緊張しますね~」みたいな感じのセリフですかね?


師匠師匠

そう、それもみんなが緊張してることを見越して言ってるだろ?だから空気を読んでるよな。みんながまだシラフなのにハイテンションで言ってもまずいだろ?まあ、例外もあるが…難易度が高い


弟子弟子

まずは無難に考えろと


師匠師匠

そう、その場の空気感を見極めてからのユーモア、見極めてゆえのユーモア、ユーモアイズキング


弟子弟子

最後はちょっとわからないんですけど


師匠師匠

まあ、そんな感じだ





観察力がすごい


弟子弟子

他には場を把握するのに必要なことはありますか?


師匠師匠

観察力だな


弟子弟子

観察力



観察(かんさつ、英: observation)とは、対象の実態を知るために注意深く見ること。その様子を見て、その変化を記録すること。どれだけその変化を見つけられるかが重要である。


師匠師匠

観察というと、ただみてるだけというイメージがあるが、そうではない。変化をみるんだよ


弟子弟子

変化ですか?


師匠師匠

そう、例えばあるフレーズに過剰に反応したとするだろ?とするなら、そのフレーズに何か隠れている可能性が高い


弟子弟子

ああ、そういったことを見逃していると、ほとんどの人は


師匠師匠

そう、見逃している。だけれども、「変化を見逃すまい」という気持ちで人と接していれば、「あれ?そういえばなんか変だぞ?」と相手の心の変化に気付くことができるんだ


弟子弟子

はい


師匠師匠

そこをキッチリみていくということだ


弟子弟子

それは面白いですね、気付きませんでした…


師匠師匠

うん、観察=変化と覚えていこう


弟子弟子

はい





俯瞰している


弟子弟子

これは…


師匠師匠

ふかんね。ふかん。上から見下ろすとか、上から全体をみるという意味


弟子弟子

なるほど、「あ、あの人のグラス空いたな、注文したいのかな?」とか飲み会で考えるということですね


師匠師匠

そういうこと、自分の会話ばかりに集中していたらダメだ。ユーモアのあるやつというのは、俯瞰する能力が高い。これは日ごろから考えるべきことだぞ


弟子弟子

例えば…


師匠師匠

コンビニで会計する時に、後ろに人がいないかどうかとかな。自分のことしか考えずに、もたもたレジで財布から小銭探している奴とかいるだろ?ああいうのはダメだ、後ろに人がいるんだから、早めに会計をすまさないといけない。これも俯瞰力といえるだろう


弟子弟子

ああ~、逆に店員さんとかでもいますもんね、そういう空気が読めないというか…「なんでここでこういうことするんだよ!」みたいなw


師匠師匠

そう、今も空気という言葉が出てきたが、俯瞰力=空気を読むといってもいいぐらい。俯瞰力があれば、空気を読めるんだよ


弟子弟子

なんか、繋がってきました!





自分だったらどうするか?考えている


師匠師匠

あとはとレーニングとして、相手目線で考えてみるというのが面白いぞ


弟子弟子

自分だったらどうするんだろう?という風に考えるということですか?


師匠師匠

そう、普通の人は自分の視点でしかものを考えないよな?あるいは、さきほど言ったように俯瞰するって感じか


弟子弟子

自分+客観みたいな感じですね


師匠師匠

そう、そこにさらに他人の視点を加えていく。Aさんからの視点、Bさんからの視点、Cさんからの視点…そうすればより、面白くなっていくよな


弟子弟子

混沌としてきませんか?w


師匠師匠

いや、色々な視点にふれることでより空気が読めるようになるし、そこで自分がどうすればいいのか?わかるようになってくるんだよ


弟子弟子

おおお…コンビニに行った時に、店員さんの視点、お客さんの視点で考えたり、色々なところでトレーニングできますね


師匠師匠

うん、それはいいね





どんな言葉を口に出すのか?


弟子弟子

ここまではユーモアを出す前段階って感じですかね


師匠師匠

そうだな、準備だ


弟子弟子

普通は「どういうことを言えばユーモアなのか?」しか考えないですもんね…


師匠師匠

それがそもそも間違いで、その場においてのユーモアということだから、まずはその場の環境がめちゃくちゃ重要なんだ。だからそこを見極めると


弟子弟子

なるほど





感情に寄り添った会話ができる


師匠師匠

早速テクニックなんだが、相手の感情に寄り添え


弟子弟子

それってユーモアじゃないんじゃないですか?


師匠師匠

甘い。ユーモアというのは、あくまで相手がユーモアを感じるわけだから、相手の感情に寄り添った会話をすることが出来れば、相手は好意を抱くよな。相手の懐に入ることができれば、いわばノーガード状態。箸が転んでも面白い状態になるわけよ。


弟子弟子

それは言いすぎなんじゃ…


師匠師匠

そうだな、言い過ぎた。ただ、嫌いな相手に何を言われてもユーモアは感じないだろ?だから好かれるために、感情に寄り添う会話をするんだよ


弟子弟子

なるほど、これも準備段階の話ですか?


師匠師匠

いや、まあそれもあるんだが、例えば相手の感情を指摘するだけでもちょっとしたユーモアを与えられるぞ。


弟子弟子

例えばどういうことですか?


師匠師匠

疲れてる相手に、「どうしたんですか?すげえ元気そうじゃないですか!」みたいなあえて逆のことを聞いてみるとか


弟子弟子

それは面白いですね、つい笑ってしまいそうです


師匠師匠

あまり距離が遠い相手に言ったら「なんだコイツ」と思われるかもしれないけど、親しい中なら「疲れてんだよ!」みたいなフレーズが返ってくるだろ?


弟子弟子

距離感によってフレーズを変えると


師匠師匠

そう、まだ距離が遠い相手なら「疲れてるっぽいですけど、なんかあったんですか?」と聞いてもいいかもしれない。初対面ぐらいだったら、それも聞かない方がいいかもしれない。ただ、基本的に相手の感情にフォーカスすれば大体OKよ


弟子弟子

なるほど、それを踏まえてユーモアをプラスすれば、かなり面白い会話ができそうです





理性で判断できる


師匠師匠

あとは理性で判断するということだ


弟子弟子

理性?


師匠師匠

そう、まあ深く説明すると長くなるけど、感情に振り回されるなと。


弟子弟子

ああー、怒って暴言をはいたり、とかですか?


師匠師匠

それもあるよね


弟子弟子

余裕がないとユーモアは生まれないですもんね


師匠師匠

例えば怒ったとするよね?それで「おいコラ!お前!」とか言ったら喧嘩になるだろ?


弟子弟子

はい


師匠師匠

そこを理性的に判断する、怒っても喧嘩になるなら、ユーモアでそれとなく伝えてみるとか、な。「それは勘弁してよ、ぷんぷんしちゃうZE♪」みたいな感じでいえばどうなる?


弟子弟子

まあ、なんとなく和やかなムードになるかもしれませんね


師匠師匠

これも!今の表現は相手との関係性やその場によるから、このフレーズが絶対正しい!というわけではないが、いきなり怒り⇒思ったことを口にするというパターンより大分いいだろう。むしろ、そういった紆余曲折あったほうが距離も縮まるしな


弟子弟子

感情ではなく、理性で判断しろと


師匠師匠

そういうこと





会話の軸が相手にある


弟子弟子

これも今までの話とつながりますね


師匠師匠

うん、ほとんどの人は自分を軸に話を展開するけど、それだと相手を笑わせるのは難しい


弟子弟子

なんでですか?


師匠師匠

完全に相性の問題になるからだ、相手と自分の相性がいい場合は自分の軸で話しても相手は笑うだろう


弟子弟子

はい


師匠師匠

でも、もし相手と自分があまり共通点がなかったら?自分の軸で話しても相手にとっては何も面白くないだろう、だから自分の軸で話すのは再現性がないんだよ。ユーモアな人だなと思われる可能性が極端に低くなる


弟子弟子

なるほど


師匠師匠

だから基本的には相手の軸に話を合わせる、そこで虎視眈々とユーモアを狙うわけだ


弟子弟子

でもそれだと、つまらないんじゃないですか?イエスマンみたいになって


師匠師匠

いや、むしろクリエイティブだぞ?相手の話の中で、いかに自分のユーモアを発揮していくか?最初から誰に対しても俺様トークを展開する方が、むしろ画一的でつまらないだろう


弟子弟子

…!


師匠師匠

また相性のいい相手や、相手と打ち解けてきたらたまには自分を軸に話を展開してもいいしな


弟子弟子

ああー、臨機応変に対応していくわけですね


師匠師匠

そう、相手によって変えていくから、非常にバリエーションに富んだ会話を展開できるだろう


弟子弟子

いやはや、参考になります





切り口で最初の会話を展開する


師匠師匠

なにはともあれ、会話は初速が大事だよな


弟子弟子

たしかに、最初の入りが悪いとなんか雰囲気も悪い感じがしますよね


師匠師匠

そこで、最初の会話を切り口という風にとらえるのがオススメだ


弟子弟子

切り口…?


師匠師匠

たとえば職場の人であれば、挨拶から入るだろう。そこでどんな切り口が考えられる?


弟子弟子

うーん、それはもちろん、職場の人間関係とかですかね?


師匠師匠

まあ、そうだな…俺が思ったのは
・職場の人間関係(誰誰さんがどう~みたいな話)
・今日の仕事の話
・前回話していた話の続き
・相手のプライベートな話
・自分のプライベートな話
・今日の彼の雰囲気(髪切った?みたいな)
・最近思ったこと
・天気
・スポーツ、芸能、…etc
切り口なんかいくらでもうかんでくるよな?


弟子弟子

たしかに


師匠師匠

これを感覚でやるのではなく、なんとなくオープニングトークとして覚えておくんだよ


弟子弟子

その都度、全部ですか?


師匠師匠

まあなんとなくでいい


弟子弟子

それで、反応のいいものをまた次の日に展開する…みたいなことですかね?


師匠師匠

そうだな、でも反応がいいからといって毎回同じ話から入るのもつまらないので、ランダムにいきつつ、ふんわり切り口を覚えていくことが重要だ


弟子弟子

切り口ですか…考えたことなかったです


師匠師匠

今日から実践してみればいい、最初の会話の入りがすげえ楽になるから


弟子弟子

やってみます…!





物語性が強い


弟子弟子

物語ってなんですか?


師匠師匠

例えば、筋トレするとするよな?


謎の人物A謎の人物A

ドウイコウトダ?


弟子弟子

はい


師匠師匠

筋トレはじめました~(^^♪じゃ、なんのひねりもないだろ?そこに物語をつけていくんだよ


弟子弟子

例えば、モテたくて始めました!みたいな感じですかね?


師匠師匠

まあそれでもいいが、さらに深堀りするのであれば、「大胸筋を鍛えて女性にさわらせるために鍛えてます」ぐらいのフレーズは欲しい


弟子弟子

おお、それであればインパクトありますね


師匠師匠

なんとなくユーモアだろ?そこに物語を付け加えることで、相手の記憶に残るんだよ、女性にふられた時に頼りがいがないと言われたから、頼りがいをつけるために大胸筋を鍛えてます!とか、なんでもいい、論理的に飛躍している気はするがw


弟子弟子

ただ筋トレするにも、色々な物語を語ることで相手に印象付けることができるわけですね


師匠師匠

その通り


謎の人物A謎の人物A

俺はただ、筋肉と対話しているだけだZE?





圧倒的なユーモア人になる思考法


なんでアイツは面白いのか?

さて、これまでユーモアな人に共通する
・現状把握能力
・アウトプット能力
について語っていきましたが、いかがでしょうか?

ここからはさらに、ユーモアな人の本質的な思考について語っていきます。

「なんかアイツ、面白いな。」と思っても、その「なんか」を解読できる人はほとんどいません。

しかしそのブラックボックスを解読することさえできれば、自分自身も意図的に面白くユーモアになることが可能なんです。

その肝ともいえる15個の思考をお伝えしていきます。



すべてをフリとして捉えることができる


まずユーモアな人は、すべてフリだと考えています。

例えば気まずい状況があるとして、普通の人は「気まずいな…」とネガティブになるだけですが、ユーモア人はそう考えません。

これはフリだと。

緊張⇒緩和と笑いが生まれるわけですから、その緊張した気まずい状況すら笑いに変えるわけです。

あるいは、「さっきのあれ、気まずかったよね~」とその気まずい状況を切り口に会話を展開し、さらに相手との距離を縮める思い出に変えることでしょう。

つまり、すべてフリ、すべてネタ、生きてるだけでユーモア人という無敵のサイクルで生きているということなのです。

明石家さんまの「生きてるだけで丸儲け」という名言がありますが、それに近いですよね。

この思考を踏まえるだけで、「生きているだけでユーモア」という次元にいくことができるわけです。



シミュレーションの数が多い


言葉に詰まる…という現象がありますが、これには理由があります。

それは、想定外ということです。

やはり人というのはどうしても、自分の予想していなかった出来事が起きるとパニックになります。

ユーモアというのは余裕から生まれるので、会話においていくつものシミュレーションをしておくことが必要です。

そのシミュレーションの数が増えれば増えるほど、予想外という事態はなくなってくるはずです。

コツとしては、極端な状況を想定するということでしょうか。

会話において極端な状況を想定しておけば、たいていのことはなんとなかなるはずです。

たとえば、「おはよう」と挨拶したら相手が
・好きなんだと告白してきた
・無視あるいはいきなりキレてくる
どちらもあまり無い状況ですが、こういったことを想定しておくことで大体のことはなんとかなります。



パターン化している


会話がつらい…という人は、実はその場において脳にものすごい負荷をかけている可能性が高いです。

それはどういうことかというと、不確実なことが多いということです。

会話にもある程度パターンがあるので、そういったパターンで会話を理解することで、「ああ、これはたぶんこういうパターンだな」と脳の負荷を軽くすることができるんですね。

そうするとどうなるか?余裕が生まれて、そこから冗談が自然にこぼれ落ちるわけですね。

あら不思議。

つまり会話をパターン化するということは、地図を俯瞰することと似ています。

会話の下手な人は地図もみないで、「ここは右か?左か?」などの細かい道筋を気にしますが、会話上手な人は地図を俯瞰しているので、「だいたい北に行けば着くっしょ」とアバウトな感じで会話に臨めるわけです。

次の信号は…などといちいち考える必要がないので余裕がありますし、だいたいの方向性はわかっているので会話もスムーズに展開するわけですね。

逆に下手な人は目的地がわからないので、右折なのか?左折なのか?分かれ道の度に考えるはめになります。

これはキツイですよ。



ユーモアをいうことにおいて真面目


ユーモアしようと思っても出来ない人というのは、実はユーモアをふざけることだと考えていることが多い。

ユーモアとは相手を楽しませることであり、ふざけることとは違います。

一見同じように見えるが、その思考プロセスがまるで違うわけですね。

ふざけるというのは自分本位であり、ユーモアは相手本位でなくてはいけません。

ユーモアとは、相手のために真面目にふざけるということです。

ボケることに対して真面目なので、それは親しみのあるテクニックとなります。

一方、ただボケるだけでは相手からの反感をかう可能性があります。

緊張している相手に、「緊張してる?小刻みに揺れてる感じがする」というフレーズを言うにしても、ただ指摘しているのか、相手の緊張をほぐすために言うのか?では、そのプロセスがまるで違いますよね。

そしてそれは必ず相手に伝わるわけです。

つまり、真面目に相手のことを考えていたら、結果的にユーモアに行き着いた…というのが正しいユーモアの在り方なのです。



手数が多い


周りから面白いと思われたいのに、なかなかうまくいかない…という時は、自分自身のしたことに対してリアクションを求めすぎている可能性があります。

人はそれぞれ感覚が違うので、自分自身が面白いと思ったことを他人も面白いと思うことは、確率論です。

もちろん、その可能性を高くすることも重要なのですが、手数も重要です。

つまり、ボケる回数ですね。

種まきに例えるのであれば、つまらない人はひとつの種を植えてずっと花が咲くのを待っている感じです。

これは最悪のパターンですね、自身の面白いと思う話をして、毎回相手は笑うのを期待しているわけですから。

対して、ユーモアのある人の特徴としては、圧倒的に多くの種をまくということです。

そしてそんなに多くの種をまけばどれかひとつは花が咲きますから、結果的に「あの人面白いよね」となるわけです。

つまらない人間が種をひとつ植えて待っている間に、ユーモア人はより多くの種を植え圧倒的な差をつけるわけです。

結果的に、種を多く植えるので相手に笑いを求めることがありません。

精神的にも余裕が生まれ、より面白くなっていくわけですね。

より多くのユーモアを提供しよう…と考えられるようになったらしめたもの。

あとは、圧倒的に面白くなるだけです。



感情はあまり動かされない


楽しそうに話しているのに、実は話が上手い人というのは場を冷静に判断していることが多いです。

それはなぜかというと、感情に偏ると相手のことを考えられなくなるからです。

相手のことを考えると自分自身を冷静にみざるえないため、冷静だから相手のことがみれるのか、相手のこと考えるから冷静なのかは、どちらもいいことです。

ただ、自分自身の感情にのまれないようにしましょう。

もし感情にのまれそうになったら、相手のことを考えましょう。

今、相手はどういうことを求めているのか?

そういう癖がつけば、感情的になることはなくなります。

そして感情的にならずに冷静に自分のするべきことがみえるようになったら、ユーモアの響きが、より一層深みをますことでしょう。



逆に考える


何も思いつかないとき、どうすればユーモアに切り返すことができるのか?

簡単に切り抜ける方法があります。

それは、逆に考えることです。

昼食を食べた後で、「あー腹減った」ということで、おかしみが生まれます。

周りが緊張している中で、「癒されるわー」ということで、妙なおかしみが生まれますよね。

そのおかしみこそが思っていることの真逆を言われることで、「その発言は想定していなかった」と笑いになるんですね。

また常に逆に考えることで、自分自身を客観的に見直すことができるため、感情も動かされることがなくなります。

冷静に場をみることで相手の言葉に対して適切なリアクションがとれるようになるので、「これは逆に考えると…」という思考を癖付けましょう。



インプットが他人と違う


「なぜそんな発想が?こいつすげえ発想するな」と思う人っていますよね。

そういう発想をする人というのは、そもそもインプットが他人と違う可能性があります。

同じようなテレビ番組をみて、同じようなネットニュースをみていたら、同じようなアウトプットになります。

しかし、フランス映画をみながら、昆虫図鑑を読み漁り、カーリングの情報に詳しかったらどうでしょうか?

明らかに、アウトプットがおかしくなりますよね。

その他の人と違う情報を得ることが、+に働きます。

人は情報を得て生活しているため、その情報を変えるだけでも他人とは違う発言ができるわけです。

一般人はその場でユーモアを発揮しようとしますが、真にユーモアな人は準備が違うのです。



論理的である


人というのはわがままなもので、わかっていることは退屈だと感じ、わからないことも退屈だと感じます。

わからないようでなんとなくわかる、わかるけどちょっとわからない…という絶妙なバランスが必要になるんですね。

そこに必要なのは、論理性です。

「カップラーメンのふたをあえてちょっとつけたまま、食べるみたいな感じ」これなんかはわかるようでわからないですよね?

ふたは全部取ればいいんだけど、なんとなくつけておくという。

そこには「ごみとして捨てる際にひとつにまとめておいた方が弁ルなのでは?」という若干の論理性が垣間見えます。(いや、みえるのか?)



論理とは筋道

論理とは、筋道なので、その筋道を考えることで論理性が身に付きます。

今日は寒い

服を着こむ

なぜかパンツを二枚履き!

寒いので服を着こむのはOKですし、インナーを2枚着るのは普通ですが、パンツを2枚とはよくわかりませんよね。

しかしよくわからないのですが、寒いので着こむという論理性があります。

これが、なんとなくわかるようでわからないおかしみ、論理に基づいたユーモアになるのです。

話に筋道さえできれば、あとは少しずらすだけなので、ユーモアの花を咲かすのは朝飯前になることでしょう。



変なことをしようとしている


なぜ自分はこうも面白くないのか…と絶望に暮れる日もあるのですが、そういいながら常識人であろうとする矛盾を抱えている人は少なくなりません。

ユーモアのある人は、常に狙っているのです。

何を狙っているのか?

それは、変なことをしようとする機会です。

ユーモア初心者は、自然に面白いことを言えないので、まず「変なことをするぞ!」と脳に命令する必要があるのです。

この心構えが、最終的に体に染み渡り、息を吸うようにユーモアしちゃう人間になるのです。

なので最初は、多少力んでもいいので、「変なことをする」という意識をもってください。

どうしても人間は過去の延長線上で考えてしまうので、ユーモアを意識しても思うように口に出すことができません。(思いついたとしても)

そのため、トークに入る機会をうかがうひな壇芸人のごとく「いつでもイケるぜ?」と身を乗り出してユーモアチャンスをうかがう…というのが正しいスタンスになります。



固定概念に囚われていない


「ああ~この人の会話つまらないな…」と思う人の会話には、特徴があります。

それは、
・きわめて常識的でみんながわかっていること
を喋っているということです。

特に日本人は異文化とふれる機会があまりないので、多くの日本人的な常識のようなものを共有しているわけです。

安定、秩序などを重んじるのは良いこととされていますが、それを重んじて会話に臨むと、たいていはつまらない会話になります。

ではどうすれば、この問題を解決できるのか?それは固定概念に縛られないことです。

固定概念や常識というものはみんなが知っているわけですから、あえて口に出すわけ必要もありません。

それよりも、別の国ではどうなんだろう?などと考えることで、きわめて新鮮味のある会話が可能になります。

その既存の枠組みに縛られない発想こそ、ユーモアの源泉となる思考でしょう。

うんこを踏んで、「これは神様の試練かな?」と笑い話にできるのも、ポジティブ思考というわけではなく、固定概念に縛られないからこそ可能になるわけです。

思い込みをなくすことで、自分自身も楽に生きれるようになると思うので、何か迷ったときは「これは勝手に固定概念で思い込んでいないか?」と自分に問うようにしましょう。



会話=遊びだと思っている


「会話しなくちゃいけないのかな…」と義務感におわれている時、ユーモアは生まれません。

面白い人の特徴として、やはり会話を遊びだと思っていることが挙げられるでしょう。

そして遊びとは目的的行為といい、それ自体に意味があるのです。

つまり、子どもが砂遊びをするとしたら、そこには砂遊びをすること自体が目的であり、それ自体を楽しんでいるのです。

砂遊びをして他の子に自慢しよう!
誰かに褒められたい!
などと目的があるわけではなく、砂遊びをしたいからしていて、その行為自体が楽しいからしているわけですね。

そうなると、会話=遊びというのもしっくりきます。

つまり会話を楽しむことが目的であり、会話で遊んでいるのです。

もっと人間で遊びましょう、その雰囲気につられて人はあなたに魅力を感じるようになるでしょう。

会話で遊んでいる人は、ほとんどいません。

そのため、会話で遊んでいる人は非常に貴重です。



実験思考


会話の中で上手くいかないとき、通常の人は落ち込んでしまいます。

しかし、それでは会話が嫌いになってしまいますよね。

ユーモアのある人は、なぜユーモアなのか?考察するに、トライ&エラーの数が人より群を抜いているからです。

それは、「会話で実験している」という意識があるからですね。

エジソンの1万回の失敗を1万回うまくいかない方法を発見した…と表現した名言がありますが、そのメンタルが理想ですね。

通常1万回会話で失敗することなんてあり得ないので、こうした実験的な思考をもつことで、会話でのつまづきが全く気にならなくなります。

必ず会話で上手くいく方法はあるので、より多くのデータを収集するために、会話していきましょう。

そのメンタルモンスターになった時、会話のユーモア力は飛躍的に成長していることでしょう。



バランス感覚をもっている


冷静と情熱のあいだという恋愛小説がありましたが、まさにバランス感覚とはこういうことです。

冷静過ぎてもつまらないし、情熱過ぎてもうるさいよねと。

「え、その間だと普通になるんじゃないの?」と思うかもしれないのですが、ところがどっこい(?)、ユーモアのある人はその場面において冷静と情熱のバランスを変えていくのです。

あえて冷静要素を強くしたり、あえて情熱要素を強くしたり、変幻自在に操ります。

人は同じ刺激になれるので、冷静と情熱を上手く使い分けて相手を飽きさせない工夫をしなければいけません。

そういうバランス感覚が、人の魅力をつくっていくことになります。

真面目な話の時はしっかりと真剣に話し、ふざける時はふざける。

このバランス感覚が、大事です。



すべることがない


基本的にユーモアのある人は、すべりません。

すべることすら、笑いに変えるからですね。

つまり、最初からすべることを想定して言葉を発するので、いくらでもリカバリーができるのです。

バランス感覚にも通じますが、このすべらないテクニックは、今までお伝えしてきたユーモアのある人の特徴を構成する思考を駆使していけば、確実にできるようになるでしょう。

ひとつ具体例をあげれば、「すべるかもしれないな」と思う発言をする前に、すべった場合のことを考えます。

あらかじめすべった後のフレーズを用意しておくのです。

手品師が手品を失敗した時に、その失敗すら手品の過程に変えるテクニックをマルチプルアウトといいますが、それに似ていますね。

「たまにはすべりたくて、言ってみたんだけど…」とあえて強がり風の言葉で笑いを誘うというリカバリーフレーズを用意しておくわけですね。

こういったフレーズをいくつか用意しておくことで、いつすべってもいいようにしておくことです。

そしてそのためには、場を俯瞰してみる必要があるので、やはり今までの思考法を踏まえて考えることが重要ですね。



ユーモア=気遣い


最後にまとめますが、
ユーモア=気遣いだとお伝えします。

結局は会話は相手ありきなので、いかに相手のことを考えるか?ということがすべての原点です。

その相手目線を基軸に会話を組み立てれば、変な方向にいくことはまずありません。

そしてその相手目線の会話は日ごろからどれだけ意識しているのか?ということなので、いざ本番!と挑んでも全くうまくできないです。

毎日、相手がどうすれば喜ぶのか?何を嫌がるのか?など考えていく癖をつけましょう。

そうすることで、自然にユーモア人になることができるでしょう。

会話は一生するものなので、このユーモア思考は身につけておいて絶対に損はないはずです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

松本人志がやっている「お笑いの究極実験」ドキュメンタルとは?